ヒガンバナ


ヒガンバナの赤い色は、基本的に昆虫には緑色と変わらないので、昆虫が訪れることは
ほとんどない。唯一赤色を見ることが出来るアゲハチョウなどが訪れるだけである。
長く突き出た雄しべと雌しべからも足の長いアゲハ類や飛びながら蜜を吸うスズメガの
ような昆虫に適応した花の造りということがわかる。これはツツジやユリと同じことだ。
ただし、染色体の数が普通は両親から1セットずつもらう2倍体なのに、ヒガンバナは
3倍体なので実を結ぶことがない。中国には2倍体のものがあり実を結ぶそうだ。

埼玉県日高市(2004/09/21) (M)