もくじ
|
今年も初詣は、さいたま市の文殊寺。昨年の厄除祈願で頂いたお札を納めてきた。 今年も多くの人で賑わっていた。
以前から行ってみたいと思っていた比叡山に行ってきた。京都の街でも時々雪が舞い、ケーブル起点の坂本は一面の雪。比叡山もサラサラした雪に覆われ寒かったが、修行の場を体感できた。 京都の街中も数ヶ所を回った。初めて訪れた無鄰菴は山県有朋が造営した別荘とのことだが、疏水の水をとり入れた庭園が素晴らしかった。銀閣寺は此れまでに何度か訪れたが、今回は庭園の苔の美しさを感じた。また、街中で見かけた小学校や佐川急便は、個性的な姿で面白かった。
年明け以降も寒い日が続き出そびれていたが、歩き慣れた伊豆ヶ岳に行ってきた。沢のあちこちに氷が貼りついていたが、雪はなかった。平地と同様、冷え込みは厳しいが降水量は少ないようだ。 今年は杉花粉の当たり年だそうだが、駅の周辺の杉山は紅茶に色付き、沢山の花が育っているようだ。
高崎での高校の同窓会の前に、山岳部のトレーニングで何度となく掛け登った、観音山を歩いてきた。観音様は当時と同様に優美な姿、大きな裾野の赤城や榛名の眺めも素晴らしかった。 母校は観音山の麓、当時は橋を渡ると家並みも途切れ見通しが良かった。でも、あれから40年余り、風景はすっかり変わり途切れること無く建物が並んでいた。
日和田山から顔振峠へは、これまで北向地蔵で尾根を外れユガテ経由で歩いていたが、スカリ山経由の尾根伝いの道が有ることを聞き、歩いてみた。 最初は車道歩き、間もなく木々に覆われた山道になったが、山頂付近では眺望も開け楽しめた。しかし、道標は手作りや古いものばかり、登山地図にもルートの記載はない。非公認ルートということか? この冬は厳寒。この日も寒い一日だったが、駒高集落ではロウバイの花が見頃で綺麗だった。
大月秀麗富嶽十二景の笹子雁ヶ腹摺山に、山頂からの富士の姿を期待しながら登った。頭上は青空だったが、周辺部は白くボンヤリ。雪をまとった富士や南アルプスの姿は、ごく薄っすらと見えるのみで期待外れだった。また、山道に雪や凍結はなく、泥濘も無く歩き易かったのも予想外で、一寸拍子抜けだった。 帰路は笹子峠経由で笹子駅に戻った。峠から国道までは車道歩きと思っていたが、矢立のスギを中心に遊歩道や山道が整備されており、気持ち良く歩けた。
平地でも2日続きの雪の後、山の雪景色を求め、奥武蔵の高峰?大持山に行ってきた。積雪は概ね足首位までだったが、吹溜りでは膝までの所もあり、期待通り雪に覆われた姿を充分に眺めてきた。 この冬は晴れ続きで、埃っぽい山歩きが多かったが、山道を覆ったサラサラした粉雪の感触も楽しめた。
前日は強い雨と風、山々の眺望を期待して丸山に登った。奥秩父の山々の向こうには、何時もは判り難い八ヶ岳が白くくっきり。浅間や上越国境、日光の山々も、やや霞みがちながら見渡せた。 昨日の雨は2月としては記録的降水量。先日の雪も溶けたかと思ったが、予想に反し北斜面には雪が残り、踏み跡が凍結し歩き難かった。気温は低かったが、風は弱く、ひなたは暖かく快適だった。帰り道、駅近くの民家の庭先には、福寿草が咲き揃って綺麗だった。
伊豆ヶ岳から子ノ権現を結ぶコースを歩いてきた。奥武蔵は春秋の人出が多く、夏冬は少なめ。しかし最近は冬の間も歩く人が増えてきたようで、多くの人と出会った。 電車の窓や道端には、梅の花が目立つようになった。
今が旬の羽田国際線ターミナルや東京スカイツリー、更に、これまで訪れたことのなかった東京タワー展望台、神楽坂や築地等を巡るバスツアーに行ってきた。 羽田国際線ターミナルは思っていたよりはるかに小さかったが、乗り降りするには判り易くて良さそう。またスカイツリーは背が高すぎて写真に収まり難いという話を聞くが、隅田川の対岸から眺めたせいか、簡単に収まった。 このツアーの昼食は品川プリンスでのバイキング、夕食は築地で寿司。彼方此方廻り、充分に食べ、満足の一日だった。
我が家から数分、東川のソメイヨシノが見ごろになった。震災以来落ち着かない日々、気温の低い日が多く開花は遅れ気味だったが、ここ数日の高温で一気に開いた。 ここに引っ越してきた当時はやや貧弱な並木だったが、あれから20数年、大きく育ち見事な姿になった。
最高気温は20℃を超え、青空の一日。麓では桜や菜の花、連翹、雪柳等が見頃。山の中では、菫や三葉躑躅、紅葉苺、深山黄華鬘等、春の花が咲き揃い賑やかだった。
天気予報と異なり、雲に覆われた一日だった。山頂の山桜は未だ蕾だったが、三つ葉躑躅や馬酔木の花が開き始めていた。山の上にも華やかな季節が訪れた。
5年前から恒例の外秩父七峰縦走ハイキング大会、今回は東武竹沢駅からのBコース約40kmを歩いてきた。毎年コース周辺の花々が楽しめるが、今年は開催日が遅めの為か桜は見頃を過ぎていた。でも、桃や山吹は見頃、木々の新緑も綺麗だった。 昨年は短縮コース、これを除けば一日で完歩は初参加以来二度目だが、初参加時と同様に軽い靴にした事が功を奏したようだ。2回目以降はやや重めのトレッキングシューズを使用していたが、コースの約半分は舗装道路、軽い靴の方が有利な様だ。
アカヤシオとミツバツツジが見頃と聞いて出掛けた。さわらびの湯から暫く登るとミツバツツジとアカヤシオ、濃いピンクとやや淡いピンクが目立つようになった。でも、アカヤシオはポツポツと咲き残っている程度。「遅かった」と思ったが、山頂では見頃、更に名郷への道でも、次々に現れる淡いピンクの花を堪能した。 蕨山は2度目、前回は逆コースを冬至の頃に歩いた。花の無い寒い時期だったせいか、針葉樹に覆われた暗い山という印象が残っていた。しかし、花や新緑を楽しめる広葉樹も多く、認識を新たにした。 また、さわらびの湯からの道には、ヤマザクラ、イロハモミジ等の苗木が多数植えられていた。数年すれば、花、新緑、紅葉と、季節夫々の彩りを楽しめそうだ。
残雪の感触と、山頂からの眺望を期待し出掛けた。辿りついた山頂は累々と石がひろがり見通しは抜群。眼前には八ヶ岳がくっきり、しかし甲斐駒や金峰は霞み、北アルプスは見えず、やや期待外れだった。 また、煽られる程の強風が吹き続け寒かった。のんびりと休憩する状況では無く、写真を数枚撮影し、早々に山頂を後にした。 登山口から暫くは落葉した明るい樹林帯の道だったが、やがて足元に雪が現れ、後半は殆ど雪の道。更に山頂手前では、一時雨や霰もぱらつき、木の芽時の長閑さと冬の名残の厳しさを同時に味わった。 蓼科山は30年前の夏に続き二度目、「大きな石のひろがる、平らで野球場程の山頂」が頭の片隅に残っていた。記憶よりやや狭かったが、ほぼイメージ通りの景色だった。
シャガの花が見頃、登り始めから下山後の駅の手前まで、あちこちでまとまって咲いていた。野の花としては花が大きく、彩り鮮やかで綺麗だった。これまで沢沿いの植物というイメージを持っていたが、尾根付近の斜面や道端にも沢山咲いていた。 日和田山は小学生の遠足の山として定着しているが、登る途中で遠足の一団に出会い賑やかだった。
山頂付近は、木の葉を落した一ヶ月前とは様変わり。木々の緑に山ツツジの朱赤が鮮やかだった。 あちこちで卯の花が開き、平地では30℃を越えた所もあったが、山の中は木陰の道に適度な風で快適だった。
今年は梅雨入りが早く、不順な天候が続いたが、「晴れ」の予報に引かれ出掛けた。予報通り天気は良かったが足元は悪く、下りだして直ぐに転倒し泥まみれになってしまった。 芦ヶ久保駅に戻ってくると、線路脇の木に数匹の猿がいた。猿は時たま見かけるが、駅で見るのは初めて。木の実を見つけ出てきたようだ。
今回は高校山岳部OBの方々と、夏の裏剱の足慣らしを兼ねた山行。皆さんペースが早いのでは?とやや緊張したが、一緒に歩けるペースでホッとした。 低山とは思えない沢の姿と延々続く階段、景色を楽しむと共に足も鍛えられた。さわらびの湯まで下り、汗を流した後、帰途に就いた。
信州を慌ただしく巡るバスツアーに行ってきた。戸隠ではパワースポット人気で混み合う奥社を避け植物園を散策、九輪草や小梅尅垂ェ見頃だった。 初日は時々雨、二日目も朝のうちは雲が多かったが、上高地では穂高連峰、八方尾根近くの宿付近からは白馬三山を望むことができた。 このツアーにはサクランボ狩りが組込まれ食べ放題、赤く色付いた実を沢山味わったが、甘みが弱くて一寸期待外れだった。バスの窓からは、あちこちで白い花をビッシリと着けた山法師を見ることができた。
近頃、一歩毎に靴がキュウキュウ鳴り安定感も悪くなった。既に8年程経っており、張替えも2回。決定的な破損はないが、夏山に備え買い換えた。これまではシリオ610、購入したのは後継モデルの611。足形は同じとの事で初使用と思えない程ピッタリだった。 でも、駅から山頂まで約2時間、通常より20〜30分遅い。靴が変わったせいか、熊谷で39.8℃という記録的の暑さのせいか? 登山口に続く道脇には雪の下が花盛り。また、春先に白い花を着けていた紅葉苺は、黄色い実を着けていた。
前回と同様、新しい靴での足慣らしを兼ね、更に距離を伸ばし歩いてきた。皮が堅いせいか多少ごつごつした感じがあったが、全体として特に問題は無く、ほぼ順調だった。 前回と異なり心地良い風が吹き抜け、山頂付近は25℃で快適だった。道の脇にはユキノシタやドクダミの白い花に加え、赤や青のアジサイが花を開き賑やかになった。
武甲山に登ったのは6年ぶり。前回、石灰採掘場は山頂の直ぐ下に見えたが、採掘が進んで標高を下げ、斜面の木も伸びて雰囲気が変わっていた。 従来T型ステッキを下り時のみ使用していたが、今回は登り下り共にI型Wステッキを使用した。これは5月の蓼科山に持参、上手く使えなかったものだが、今回は長さをより短く設定して歩いてみた。使い心地はそれなりで、バランス確保だけでなく、腕の力も推進力として活用できそうだ。
野反湖は黄色いノゾリキスゲの花が一面に広がり見頃、他にも鮮やかな紫のアザミやハナショウブ、橙のオニユリ、淡いピンクのハクサンフウロ等、多くの花が咲き揃っていた。 本白根の空釜付近の砂礫地にはコマクサが一面に広がっていた。これまでに北アルプス等で見たものはピンクだが、ここは濃い赤、種類が異なるらしい。 バスツアーの為、行動時間が限られ忙しかったが、天気にも恵まれ期待以上に種々の花を楽しむことができた。
水面に剱の岩峰を映す仙人池、夢のような風景を目指し出掛けた。 初日の予定は室堂から真砂沢ロッジまで。雷鳥沢から別山乗越〜剱沢への道は高山植物が花盛り、剱沢は大雪渓が延々と続き、高山ならではの素晴らしさを堪能した。 ここ迄は小雨がぱらつく程度だったが、その夜からは大雨続き。「夢の風景」は諦め、ここで更に一泊後、雨の中を剱沢小屋迄登り一泊、その翌日も雨の中を室堂に帰ってきた。 迷走台風の影響で天候不順。出発前から雨は覚悟していたが、警報や注意報続きで予想以上の荒天、今回に備え買換えた靴と雨具が威力を発揮した。
新穂高は初めて、槍穂高、笠ヶ岳等の雄姿を期待し展望台に出た。しかし、晴れにもかかわらず山々の稜線付近には雲、頂きは姿を見せず期待外れだった。 乗鞍畳平は期待通り、高嶺の花々が咲き誇っていた。前回訪れた時はハクサンイチゲの白い花が圧倒的だったが、今回はヨツバシオガマ、オトギリソウ、イワギキョウ等、色濃い花が広がっていた。前回は7月下旬、今回とは半月程の差がある。毎年同一ではないだろうが、咲き誇る主役は季節に応じ、次々に移り変わっているようだ。
今年は天候不順、前回の剱沢の後は出そびれていたが、歩き慣れた伊豆ヶ岳〜子ノ権現の道を歩いてきた。 ここは奥武蔵の人気コース、何時歩いても多くの人と出会う。しかし、今回は訪れる人の少ない夏の平日。山頂から子ノ権現までの尾根道には、人影は無く静かだった。
ノロノロ進んだ台風のせいで、先月末から不安定な日が続いたが、やっと落着き青空が戻った。 日中は気温が上がったが、木々の間を通り抜ける風は爽やかで心地良かった。
初日は「京都一周トレイル」の最初の10km余り、伏見稲荷〜蹴上駅間を歩いた。清水寺や知恩院等の裏山を通っており、山の上からの寺社の眺めを期待していた。しかし、木々に覆われた部分が多く眺望の良い所は少なかった。 二日目は名所巡り。何ヶ所か回ったが、大徳寺高桐院は紅葉の季節、平安神宮神苑は桜の季節に訪れば、より深い感動が得られそうだ。 最終日は以前バスツアーで訪れたことのある醍醐寺。この時は三宝院のみだったため、今回は下醍醐、上醍醐の伽藍を巡った。下醍醐から上醍醐へは山道を一時間余り。道は広く確りしていたが標高差約400m、結構大変な山登りだった。
TVで紹介されていた、ときがわ町椚平のシュウカイドウを見に行ってきた。 八高線側から車で行くのが一般的だが、今年は夏山計画が次々つぶれ運動不足気味。西武秩父線西吾野駅から関八州見晴台〜飯盛山〜ぶな峠を越え、歩いて往復してきた。 シュウカイドウは彼方此方で眼にする花だが、椚平では大きな群落で、此れほど大きな群落を眼にしたのは初めて。杉林の斜面に鮮やかなピンクの花が広がり綺麗だった。 コースの半分ほどは車道だが、標高差はそれなりにあり、充分すぎる運動量だった。
西武秩父線と並行し、丸山から日和田山へと続く尾根を関八州見晴台まで歩いてきた。 時々車道歩きが混じるのが難点だが、開けた場所では関東平野を一望、道端には秋の花々。長い尾根道歩きを楽しんできた。 彼方此方で、数日前の台風による倒木や落ち葉が目立ったが、先週とはがらりと変わり、爽やかな秋の一日だった。
今年も、秩父の山と峠を結ぶ低山縦走ハイキング大会「ロングウォークちちぶ路」に参加した。 最初から最後まで曇り空だったが、歩くには快適な気候、昨年より一時間あまり早くゴールに到着。完歩証明書&完歩バッジと共に、先着300名に贈られる記念キャップも手にした。 昨年は記念キャップの説明を見落とし、ゴール締切に間に合う事だけを目標とし、終盤はペースダウンしたが、今回は最後まで忙しかった。それ程こだわる様な物かとは思ったが、チェックポイントで配布された通過証明書は200番台の中程、「何とか間に合う」と思い力が入ってしまった。
紅葉を求め那須に行ってきた。笹の緑に、鮮やかな紅、期待通りの錦秋の候を満喫した。ただし、山の上は強風が吹き続き、時々陽がさしたり、雨がぱらついたりと大荒れだった。 峰の茶屋跡から朝日岳、更に余裕があれば三本槍を往復し、北温泉に下る予定で出掛けた。しかし、峰の茶屋跡では、時々、岩にしがみつく程の烈風。稜線上の行動は無理と判断し、牛ヶ首を経て湯本に下った。 3年前にも茶臼岳から朝日岳、北温泉を目指したが、道路大渋滞でスタートが大幅遅れ、茶臼岳のみで断念した。今回は紅葉見物と共に、前回歩き残した道を目指したが、成らなかった。
湯沢町HPで「東洋のマッターホルン」と紹介されている、大源太山に行ってきた。見頃には多少早めながら、山肌は紅、黄、緑のまだら模様。また、山頂は遮るものがなく、眺望は抜群。晩秋の彩りと山頂からの眺めを堪能してきた。 このコースは渡渉、岩と木の根の急登、やせ尾根と変化に富んだ道。更に、濡れてぬかるんでおり、登り下り共に両手両足を使い悪路を這い回ってきた。
雲取山に初めて登ったのは二十歳の時。友人と二人で三峯神社から入山、雲取山荘で一泊し、翌日は石尾根を氷川駅まで歩いた。この年は初雪が早く、夜の間に雪化粧、予想外の白い世界を楽しんだ。 あれから41年、起点だったロープウェイは廃止され、終点駅も改名されてしまったが、同じ時期、同じメンバーで同じコースを歩いてきた。二日目、雪はなかったが、頂に登ると一面の雲海。雲の間から頭を出した峰々が、海に浮かぶ小島のようで素晴らしい眺めだった。 また、木々の色づきも始まり、紅や黄の彩りを楽しみながら、奥多摩駅への長い道を歩いた。
田園風景の中、色づき始めた山々を背に、かやぶき屋根が連なる光景は何とも長閑。館内には欄間をはじめ、多数の古民具が飾られ、寛げる空間だった。 源泉は39℃、別に加温した浴槽もあったが、のんびり浸かるには良い温度かもしれない。昼食は「豆腐とそば会席」、綺麗に盛り付けられていたが、値段も立派だった。
大岩に抱かれた奥ノ院、覆いかぶさるような屏風岩、それと判る姿の獅子岩。巨大な岩の姿が印象に残る山歩きだった。 晩秋とは思えない暖かな一日。山頂の木々は葉を落としていたが、登り下りでは綺麗に彩られた葉も見られ、奇岩と紅葉の眺めを楽しんだ。 交通の便の良くない山、静かな山歩きを想像していたが、予想に反し多くの人で賑わっていた。
5年程前から実施している「庵の会」(特定目的なしの定期的宴会?)。今回は、唯一Uターンしたメンバーの住む、豊川で実施した。 初日は想定外の大雨と強風。屋内で楽しめそうな、浜松のエアーパーク(航空自衛隊広報館)見物を、急遽追加した。予備知識も無く訪れた施設だが、飛行機、車両等の実物、パネルや映像等、展示が豊富で興味深かった。 二日目は豊川稲荷参拝をした。街の中とは思えぬ広大な敷地に多数の堂塔伽藍、参道脇には「千本のぼり」が続き、さすが有名なお稲荷様と思った。でも、狐の像と鳥居の先には寺院風の本殿、その中には僧侶の姿。何ともスッキリしない光景だが、「狐を祀った神社」では無く、曹洞宗の寺院とのこと。お稲荷様と言えば神社と思っていたが、豊川稲荷は違った。 今回の旅では、Uターン後の田舎暮らしも興味津々。確かに畑の中の集落だったが、近所には大型の電器店等が並び、事前のイメージとはちょっと違った。
一昨年、昨年に引続き同じ時期、今年も紅葉見物に行ってきた。 今年は色付きが遅れているらしく、青葉が目立った。特に馬頭様横の楓は、色付きは、ごく一部。古御岳付近も遅れが目立った。でも綺麗に色付いた木もあり、快晴の空を背景に、それなりに楽しめた。 このコースは殆ど樹林に覆われているが、馬頭様から沢沿いにつめた後の尾根道、道脇の木が伐採され、丸山〜刈場坂峠方向が良く見えるようになった。
今年は紅葉が遅れているようだが、平林寺はちょうど見頃、平日にもかかわらず多くの人で賑わっていた。 読経の流れる本堂の近くに「日常生活時間割」が表示されていた。起床は午前三時、消灯は午後十時、ここは厳しい修行の場のようだ。
二度上峠付近からの登山道は雪の道。所々途切れる程度の積雪だったが、今年最初の感触を楽しみながら登った。 山頂は眺望抜群。眼の前には大きな浅間山、その左には鼻曲山や妙義の特徴ある姿、更に奥には奥秩父や八ヶ岳の姿が薄っすらと見えた。また、谷川岳や奥日光、更に北アルプスの峰々はすっかり雪化粧、青空を背景に白くクッキリ輝いていた。
前回、紅に染まっていた伊豆ヶ岳付近の木々は葉を落としスッキリした姿。でも、更に進むと所々に名残の黄葉。黄色い楓や小紫陽花が鮮やかだった。 冷え込んだ晴天の一日だったが、ほぼ無風。木影から日向にでると、陽射しが暖かく心地良かった。
雑木林に囲まれた湖水、その先には奥多摩の山々、そして近くには「ととろの森」。我家から10数km、直ぐ近くまで住宅が密集しているが、この一角に入ると別世界だった。
木陰の道は寒かったが、もみじ平は陽射しが暖かかった。期待した富士は淡く薄っすら、何とか見える程度だった。 帰りは4号路から蛇滝を経て高尾駅へと下った。途中、圏央道と中央道の交差工事現場を通ったが、頭上遥かに道路が数本、完成も間近いようだ。
|