京都府

岡崎白川畔(京都市左京区、東山区)

白川は比叡山麓から北白川、銀閣寺前を通り、岡崎を経て、祇園を抜け鴨川に注ぐ短い川である。祇園新橋あたりの景観が一番有名だが、岡崎の京都市美術館の南側で琵琶湖疎水から分岐したあたりも風情がある。白川は銀閣寺前では疎水と「立体交差」しているが、岡崎では「平面交差」している。だからこのあたりを流れる水は上流のものではない。

   
   土居之内町(京都市東山区)17.04.04     F6  
  この日は展覧会訪問のため京都へ出かけ、ついでにスケッチした。先日、岡崎の美術館から白川沿いに歩いていて見つけたポイントである。京都市内でよく見かけるような町並みだが、珍しく道が少し曲がっている。座った場所の後ろが白川の流れ、前に進むと古川町商店街に突き当たる。  
 
 
   
   堀池町(京都市東山区)16.07.02      F6  
  この日、翌日、京都市勧業館(みやこめっせ)で開幕する「浪漫G展」への作品を搬入したついでに、その近くでスケッチすることにした。少し南へ歩き、以前何回もスケッチしたことがある白川畔へ行ったが、建物の様子が変わりあまり描く気がしない。白川に架かる小さな橋を渡ったところで、白川を背にして南向きの狭い道を描いた。この日は梅雨明けを思わせる暑い日。後ろの白川では子供たちが歓声を上げながら水遊びしていた。  
 
 
「並河靖之七宝記念館」あたりA(京都市東山区)2014.06.07     F6
悠彩会の6月度スケッチ会が京都・岡崎あたりを会場に開かれた。この際、描いたことがない場所を選ぼうと、料亭の瓢亭付近やインクライン、蹴上発電所あたりををうろついたが、もう一つその気にならない。このため以前描いたことがある白川沿いの小道へ行くと、ひまつぶしさんら仲間が描いておられる。並んで描こうかなと思った途端に雨がかなり激しく降り出した。仕方なく近くの民家の軒下へ入り込んだ。「並河靖之七宝記念館」が見え、京都らしい町家の風情も感じられる良いポイントなのだが、残念ながら、以前まったく同じ場所から描いている。雨だから仕方がないか・・・と妥協した。

「古川町商店街」あたり(京都市東山区)2014.06.07     F6
悠彩会スケッチ会の続き。雨が止んだので2枚目を描く場所を探したが、三条通から南に延びる「古川町商店街」の入り口付近が何となく気に入った。というより、椅子を置いた場所の上に商店のテントが張り出しており、もし雨が降り始めても大丈夫と思えた。古川町商店街振興組合のホームページによれば、同商店街は、古くは「京の東の台所」と呼ばれて賑わったが、今は「昭和の雰囲気漂うレトロな商店街」を売り物にしているという。角の果物屋の店頭が面白かった。この日は雨が降ったり止んだりのあいにくの天気。2枚描いたところで、昼食会の時間になったが、また降り出した雨が止みそうにないので、ビールを飲みながら歓談して、散会となった。

並河靖之七宝記念館あたり@(京都市東山区)10.09.29    36×51cm
岡崎公園から白川沿いの細い道を三条通へ向かう途中、以前から気になっていた建物があるのでスケッチすることにした。「並河靖之七宝記念館」という国登録有形文化財のいかにも立派な建物なのだが、前の道が狭くて引きが取れないうえ、建物が立派すぎて絵にしにくい。あれこれ迷った結果、向かい側の家を入れると構図的にも変化が出ると思い、その軒下を借用した。よく知らなかったが並河靖之という人は明治から大正にかけて活躍した七宝作家で、その作品は国内より海外でよく知られているという。

白川畔2(京都市左京区)06.03.09 36×51cm
友人が作品を出展している岡崎の美術館に行くついでにこの場所を通りかかったので、再びスケッチ。ここがよく絵になる理由のひとつは美術館へ行く道筋にあるからであろう。この日もすでに先客がいた。

白川畔1(京都市左京区)01・04・21 F8
岡崎を会場に悠彩会のスケッチ会があった。「東山三条」で地下鉄を降りて集合場所へ行く道筋でこのポイントに出会った。後日、日曜画家展に出かけたらこの風景を描いた絵がたくさんあった。

東山三条あたり(京都市東山区)01・04・21 F8
上の絵とほんの僅かしか離れていない場所だが、この場所は東山区になる。三条通より一筋北側の通りで、手前の橋は白川に架かった石泉院橋。

京都市・神宮道へ
「近畿の旅1」(兵庫、京都)の目次へ