京都府

六角通(京都市中京区)

姉、三、六角、蛸、錦・・・というのは京都市中心部の東西の通りを北から順番に読み上げたもの。その六角通はこの道に面して六角堂があるから生まれた名前である。絵になりそうな場所を探して寺町から新町あたりまで歩いてみたが、やはり六角堂が一番のポイントだった。

   
  18年祇園祭後祭・浄妙山(京都市中京区六角通烏丸西入ル)2018.07.21    F6  
  正午近くなると南北の通りは日陰がなくなり、山鉾スケッチもままならない。後祭りの山鉾10基のうち、東西の通り・六角通に建っている浄妙山を思い出して行ってみた。ずいぶん前に皆さんと描いたときにも、昼前後にここで描いたことがある。山の手前に古い町家があり、しかも道の南側に日陰が確保できる。落ち着いて描ける雰囲気だったのでゆっくりと丁寧にスケッチした。昨年で浄妙山の役員を引退したという方がやってきて「引退したが、祭りが好きでじっとしておられないのですよ」と言いながら、後任の相談に乗っておられる。部外者の私にも親切に接していただいた。  
 
 
辻森自転車商会(京都市中京区六角通東洞院東入ル)    2014.10.23       F6 
この日は京都・三条通の画廊で開催中のグループ展を覗いたついでに、近所でスケッチした。三条通の一筋南・六角通と東洞院通の交差点で、庇の上に看板代わりの自転車を揚げている店を見つけた。看板を見ると「辻森自転車商会」とある。京都市の真ん中のこの辺りには古くから住み続けておられる人も多いようで、観光客らしくない人も次々に通る。散歩途中の老婦人が「趣味のある人はいいですねえ。私なんか散歩しかすることがおへん」と話しかけてきた。何だかとても心に重く響いた。

山鉾のある町並み09−2(中京区六角通烏丸西入ル骨屋町)09.07.14   F6
六角通の烏丸通から西側の町並みはあまり印象に残っていなかったが、祇園祭の時に訪問してみると、古い町並みに華やぎがあってなかなか感じがよい。ここにある山は「浄妙山」といい、宇治川の合戦を題材にした人形が売り物。町内の人が「新しい胴掛けを見てくれましたか」という。昨年3枚のうちの1枚を新調したそうで「2000万円かかった」とか。和装関係の問屋などが多いこの町は「骨屋町」というが、鉾や山を維持していくことは金銭的にも大変なことであろう。

六角堂(京都市中京区六角通東洞院西入ル)06.07.26 36×51cm
本堂が六角形をしているから六角堂と呼ばれているが、正式には紫雲山頂法寺というそうだ。華道発祥の地であり、また境内にある「へそ石」が京都の中心といわれている。、

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