京都府

和束その1釜塚(和束町)

和束町は京都府一のお茶の産地である。道端に「日本一の煎茶の産地」との看板も立っている。国道163号線から分かれて加茂町から和束町に入ると、とたんに山の上まで茶畑の縞模様が広がる。ちなみに茶畑の面積は557ヘクタール、栽培農家数は388戸だそうだ。一般に「宇治茶」というブランドが知られているが、実際には和束で栽培されるものが一番多い。町役場のある釜塚周辺の絵を集めて「その1」とした。
 
 
   
  春の釜塚山(和束町釜塚)17.05.05      F6  
  5月に入って春本番。春らしい景色を描きたくなり京都府和束町に行った。お茶の産地である和束では「茶摘みが本格化する前に田植えを済ませておく」と聞いたことがあり、すでに多くの田んぼに水が張ってあった。町の中心部の白栖橋交差点から見る「釜塚山」の茶畑が気に入っていて、いろんな季節に描いているが、今回はまさに春爛漫であった。  

   
   春の釜塚山その2(和束町釜塚)17.05.05      36×51p  
  この日、和束町であちらこちらの集落を移動して何枚か描いたが、この絵が最後の仕上げに描いた1枚。これもお気に入りの「釜塚山」で、いろんな季節に何回も描いているアングルである。大型連休中のこの日、町内には観光客らしい人たちの姿もかなり目立った。せっかくなので私自身も和束町活性化センターに立ち寄り、新茶を自身への土産に買った。  
 
 
雪の釜塚山(和束町釜塚)2015.01.05    36×51p
正月の4日、初詣のついでに和束町へ行くとそこここに雪が残っている。雪をかぶった茶畑の幾何学模様に感動、いつの間にか本来の目的を忘れて途中からスケッチポイント探しになってしまった。その日は写真を撮っただけで帰ったが、翌5日がとても暖かな日だったので、「こんなチャンスはめったにない」と思い、今度はスケッチ目的で出かけた。和束交番横の空き地から大好きな釜塚山を描いた(↑)。何回も描いている山だが、雪があるときは初めて。残念ながら1日のことで雪はかなり融けていたため、着色には4日に撮った写真を参考にした。→の写真は4日に和束町石寺で。






釜塚山の紅葉(和束町釜塚)2013.11.23          36×51cm 
自宅から見える山も急に紅葉が進んだが、山の上まで広がる茶畑と紅葉の組み合わせを描きたくて、少し遠いが和束町まで行った。町役場の駐車場に車を止めさせてもらい、和束交番横の少し高くなったところから釜塚山に向かい合った。息を飲む美しさである。右下隅に私の車も描き込んでおいた。これを蛇足という。

城山の紅葉(和束町別所)2013.11.23          25×41cm
この日は午後になって出かけたので、1枚描いたら午後3時ごろになってしまった。この時刻になると日が傾き、陰影が強くなって、スケッチ対象が限られる。1枚目を描いた場所で後ろを振り返ると、和束川の対岸・別所にある山の紅葉が西日を受けて輝いている。麓まで行くと、手前の家並みも面白い。帰宅後調べてみると、この山は「城山」という呼び方もあるようで、昔は小さなお城があったらしい。

釜塚F(和束町)      2012.11.08        36×51cm
和束町へはたびたび来ているが、いつも同じような場所でスケッチしてお茶を濁している。この機会に新しいポイントを探してみようと思い、同じ釜塚地区の中を歩いてみた。「實相寺」というお寺があり、そこから山の方へ入ってみた。土蔵や加工場を備えた規模の大きなお宅があり、裏山の紅葉もきれいなので、ここで描くことにした。

釜塚E(和束町)      2012.11.08        F6
石寺で2枚描いた後、釜塚へ移動した。いつものように町役場に車を止めさせてもらい、ポイント探し。古いお茶の加工場と柿の木の組み合わせが面白いと思いスケッチを始めたが、どうも気分が乗らず、途中で投げ出した。最近では珍しいことである。気分を取り直して、その近くで改めて別のお茶加工場を描いた。背景にお気に入りの茶畑があるこの加工場は、07年2月にも描いている(下の釜塚B)。

釜塚の俯瞰(和束町)10.06.24       36×51cm
町の中心にあるコンビニの駐車場で、近くの小山の頂上に東屋風の建物が見えた。レジの女性にそこへのルートを聞き、ちょっと険しい道だったが登ってみた。展望台の建物には屋根があるから日影が確保され、涼しい風が吹き抜ける。しかも見晴らしは抜群、270度の視野に「茶畑の中にある町・和束」らしい風景が広がっていた。

釜塚山(和束町)08.12.04  36×51cm  
和束町役場の近くにある「釜塚山」の山容はいつ見ても興味深い。しかしやはり紅葉の季節が一番魅力的である。昨年の絵からちょうど1年ぶりに、また同じ山を描いた。

釜塚D(京都府和束町)07.11.25   36×51cm
和束へ秋景色を描きに行った。寒い時は日当たりのよい田んぼの真ん中で描くのが一番。暖かい日差しに、上着を脱ぎ、セーターも脱いだが、まだ汗ばむほどだった。今回は茶畑より紅葉した木々に焦点を当てた。手前の草紅葉もきれいだったし、セイタカアワダチソウの黄色さえよいアクセントになった。

釜塚C(京都府和束町)07.05.16  36×51cm
2月に和束へ行った時、田んぼに水が入ってからにしようと残しておいたポイントで、欲張って茶畑と田んぼの両方を描いた。通りかかった人に田植えの時期について話題にしたところ、お茶の産地である和束町では茶摘みの作業があるため早めに田植えを済ますのだそうだ。和束町役場の近くにあるこの小山が気に入ってよくスケッチに出かけるが、山の名前を知らない。今回近所の人に聞いたら「釜塚山」というらしい。

釜塚B(和束町)07.02.12 36×51cm 
町役場の駐車場に車を止め、近くの釜塚集落を歩いて、茶畑をバックにした古いタイプのお茶の加工場があるのを見つけた。陽だまりの田んぼの畦でスケッチしていると、ぽかぽかと暖かい。何とウグイスの声まで聞こえる。さすが暖冬。どこから登ったのか、山の上に軽トラックが1台。

釜塚A(和束町)06.05.18 36×51cm
「今日は雨かな」と思っていたのに降りそうにない。何だか儲かったような気分で、午後になってから和束町へスケッチに行った。「しめしめ、田んぼには水が入っている」。最近、この町でも高級茶の生産が増えたとかで、茶畑には寒冷紗がかかり、山全体がパッチワーク状態になっている。

釜塚@(和束町)05.12.01 36×51cm
とにかくきれいな紅葉が描きたいと思い和束町へ行った。和束は茶畑が多いというより、茶畑の中に町があるといった具合だが、町役場近くにあるこの山は見事に頂上まで茶畑が広がり、しかも紅葉の縁取りも美しい。「見た目はきれいですが、坂道がきつくて仕事は大変なんですよ」と通りがかりのご婦人。

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