京都府

八坂鳥居前(京都市東山区)

八坂神社の南側入り口に重要文化財指定の大きな石の鳥居がある。江戸時代前期の正保3年(1646年)に建てられたものだそうで、八坂神社の正門は四条通に面した西楼門が正門と思われがちだが、実は石鳥居のある南楼門の方が正門だという。その鳥居の南側の町を八坂鳥居前と呼び、料理屋、お茶屋が軒を連ねている。

   
   「中村楼」と「長楽館」(京都市東山区)16.12.31     F6  
  下の絵も大晦日の忘年会継いでに描いたものだが、この絵も一緒。八坂神社の南楼門を出た所にある石の鳥居のそばに座った。伝統的な料亭の建物とその向こう見える洋館の取り合わせが面白く、何回目かのスケッチである。いろいろあった2016年だったが、その締めくくりであるこの夜の忘年会には、前年と同じメンバー8人が誰一人欠けることなく顔をそろえた。まずはめでたしめでたし。  
 
 
「八坂神社」と「中村楼」(京都市東山区)2014.12.31      F6
大晦日の夜、京都で旧友と文字通りの忘年会をするのが恒例になっている。天気が悪ければ集合場所へ直行と思っていたが、天気も良く暖かだったので、午後一番で出かけて、スケッチ収めをすることにした。大晦日から元旦にかけて「おけら詣り」の神事がある八坂神社を思い出して行ってみた。境内はすでに大混雑で、とてもスケッチできるような雰囲気ではないが、南楼門に回ると参詣客もまばら。石鳥居の脇に座り、南楼門とその隣にある料亭「中村楼」を描いた。いくら暖かい日とはいえ大晦日にスケッチとは物好きなことだが、通りかかる人もそれほど忙しくはないらしく、絵を覗き込んで雑談していく人が多かった。

「長楽館」A(京都市東山区)2014.03.12      F6
京都市立美術館からの帰り、円山公園あたりで描こうかと思ったが、目指していた建物が工事中だったり、その気にならなかったりで、ちょっとうろうろした。何回か西側から描いたことがある「長楽館」を東側から描いてみようと思ったが、ちょうどタクシーの待機場所になっていていて描きにくそう。ふと見ると一段高い所に松林があり、タクシーの屋根越しに描ける最高のポイントがあった。

「中村楼」(京都市東山区)      2012.09.08        F6
京都・祇園のギャラリーで開催中のグループ展を訪問ついでに、八坂神社の南側にある料亭「中村楼」を描いた。室町時代末期の創業といわれ、表玄関は八坂神社の鳥居内にあるが、八坂鳥居前の通りに面した赤い壁が印象的である。鳥居前は観光人力車の巡回コースになっているらしく、塀に沿って次から次へとやってくる。「この料亭には坂本竜馬も通っていたらしいですよ」などと乗客に説明している。

「長楽館」@(京都市東山区八坂鳥居前東入ル)10.07.20       F6
この日のテーマは日影探し。祇園甲部で一力茶屋を描いたあと、立ち木の多い八坂神社や円山公園に行ってみた。確かに日影は多いが、どうも趣味に合わない。一回りして「長楽館」という古い洋館の前に出た。幸い日影が確保できるので、これを描くことにした。この建物は「タバコ王」といわれた村井吉兵衛が京都別邸として1909年(明治42年)に建てたもので、伊藤博文が長楽館の名付け親だそうだ。現在はホテルやレストランとして活用されている。

下河原町通A(京都市東山区)07.03.28       31×41cm
下の下河原町通@の絵の左側(南側)に連続する風景である。何ということはない風景だが、よく見ると京都らしい小物がいっぱいあって、ちょっと気に入った。私がスケッチしているのを見て、このアングルにカメラを向ける観光客もいた。

八坂鳥居前A(京都市東山区)06.12.03        36×51cm
悠彩会のスケッチ会が京都で開かれ、高台寺あたりで1枚描いたあと、昼食後「長楽館」に焦点を当ててスケッチした。周辺は最後の紅葉を求める観光客であふれているが、この場所は観光人力車以外には人通りも少ない。午後3時を過ぎると足元から寒さがじんわりと上がってきた。

八坂鳥居前@(京都市東山区)06.11.22      36×51cm
リンクページにある「京の絵だより」サイトに「中村楼から長楽館への道」という素敵なスケッチが掲載されており、一度同じ場所で描きたいと思っていた。紅葉が進んできたので八坂神社の鳥居前に座ってその場所でスケッチした。落ち葉を掃除に来た人に「その落ち葉、今描いているのですよ」と言ったら「残しておきましょうか」と真顔で言われた

下河原町通@(京都市東山区)03.12.28     F8
暮れも押し詰まった日、穏やかな天気に誘われて京都へ絵を描きに出かけた。八坂の塔にでも挑戦しようかと思いながら、八坂神社鳥居前から南へ向かう下河原町通に入ると、すぐにこの料理屋さんが目に止まった。いかにも京都の老舗らしい店構えである。

京都市東山区祇園東へ
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