奈良県

稲渕(明日香村)

稲渕は棚田で有名で、春秋にはカメラマンが大量に押しかける。私の目的は県道から見渡せる家並みの方なので、その人たちとは競合しない。大和棟あり、虫籠窓のある家あり、白壁の優雅な家ありで、個々の建物も面白いが、全体の家並みも変化に富んでいる。

稲淵の棚田(明日香村)    2015.10.03    28×46cm
黄金色の田んぼを描く目的で明日香へ行き、その締めくくりに稲淵の棚田を選んだ。稲淵ではこれまで家並みばかりを描いていて、棚田の絵を描いたことがないので、今や観光名物となった案山子が並ぶ田んぼ道をうろうろしてみた。少し遠くまで歩いて先ほどスケッチしていた阪田や祝戸、上居、細川などの集落の家々が遠くに見える場所を選んだ。

稲淵・2014年夏(明日香村)2014.08.06    36×51p
栢森からの帰りに稲淵で車を止めた。稲淵は午後になると日陰が確保できるので、似たような構図でこれまで何回も描いている。今回はいつもより少し北側(正面の家並みに向かって左側)からの眺めを選んだ。

続・稲淵の田んぼ(明日香村稲淵)2012.06.14     36×51cm
稲淵の次は栢森へ行こうかと思った。しかし、車を止めていた集落西側の県道が日影になっており、しかもその県道から見える田んぼの様子が面白いので、引き続き稲淵で描くことにした。集落の奥の方、龍福寺というお寺のある付近で、これまでに描いたことのないアングルである。

稲淵の田んぼ(明日香村稲淵)2012.06.14     F6
この日は田植えの終わった田んぼを主役に描こうと明日香へ。稲淵ではいつもは西側の少し高いところを通る県道から向かいに見える家並みを描くが、集落へ向かって坂を下りた。もう暑くてたまらないので、とにかく日影でと思い、小さな木の下に潜り込んだ。何回も描いたことがある稲淵の家並みだが、低い視点から眺めるとちょっと新鮮な感じだった。

稲淵・11秋(明日香村)11.10.06       F6    
稲淵ではこれまで数多くスケッチしているが、このページのあるように、すべて谷を挟んだ新道から描いたものばかりである。この日はスケッチポイントを探しながら集落内の旧道を歩いていて、ふと小さな柿の木が目に止まった。

稲淵09秋(明日香村)09.10.01    36×51cm
田んぼが黄金色のうちにと明日香に出かけ、栢森で描いた帰りに稲淵でもう1枚描くことにした。いろいろ、描く場所を検討したが、結局、下の2枚と同じアングルになってしまった。

稲渕・08夏(明日香村)08.07.27 36×51cm
日陰を探しながら、稲渕へ。スケッチ対象の家並みはいつまでも西日を受けており、小川を挟んで家並みと向かい合うスケッチ場所は次第に影が深くなるという、まことに「夏の午後向き」のポイントである。

稲渕D(明日香村)07.07.24 36×51cm
ようやく梅雨明けしたので明日香へ行き、甘樫丘、岡でスケッチしたあと、栢森まで入った。栢森への行き帰りに通る稲渕の家並みにも心を引かれた。夕方で時間切れのため、写真を撮るにとどめた。

稲渕C(明日香村)06.10.19 36×51cm
何度も描いている稲渕へ行き、視点を変えてみようと集落の中を歩いてみたが、やはり描きたくなるポイントがない。家並みを正面から見る県道に戻り、気分を変える意味でズームを利かせて描いてみた。よくあることだが、上から描いていったら一番描きたかった下の家が画面からはみ出してしまった。稲刈りも終盤で、周囲の木々には秋色が少し。

稲渕B(明日香村)04・04・16 36×51cm
春の山を描きたくて久しぶりに稲渕へ行った。日一日と山の緑が変化している。稲渕をスケッチしたのは3枚目だが、このアングルが一番落ち着いた家並みかなと思う。

稲渕A(明日香村)03・09・27 36×51cm
この日の本来の目的は、色づいた田んぼをを描くことだったのに、上から描いていったら、紙が足りなくなってしまった。一番下に申し訳程度に黄色を塗っておいた。絵を描いていると絵仲間のひまつぶしさんがやってきた。このあと2人で栢森へ行った。

稲渕@(明日香村)03・06・29 36×51cm
稲渕は県道からその家並みを余すことなく眺めることができる。県道はほとんど車も走らず絶好のスケッチ場所。どのアングルで描こうかとずいぶん迷ったが、結局、ひまつぶしさんが惚れこんで描いた場所を選んだ。

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