奈良県

祝戸(明日香村)

石舞台古墳の近くにある集落が祝戸。その西側に「国営飛鳥歴史公園祝戸地区」に指定されている小山があって、その山の上の展望台からは素晴らしい展望が開ける。周辺には稲淵や阪田の棚田が広がっているため、祝戸の家並みと組み合わせたスケッチが増えている。

   
  祝戸荘への道から(明日香村祝戸)2018.01.16    36×51p   
 
初詣とスケッチを兼ねた明日香訪問の締めくくりに、午後遅くでも日陰にならない場所を選んで、「祝戸荘」へ上る坂道に座った。2016年9月に描いたポイントで、目の前に広がる棚田の中に、祝戸のほか阪田、細川、上などの集落の家々が散らばっていて、なかなか魅力的である。スケッチの間にFさんは石舞台古墳へ行ってきた。このあと、橘寺の近くにある「太子の湯」へ行った。この施設の前によく車を止めさせてもらうが、風呂へ入るのは初めてだった。





            いつの間にか座っている場所は日陰になっていたが、この日はそれに気が付かないほど暖かだった。
 
 
 
   
  祝戸から(明日香村)16.09.12     F6   ●  
  名古屋のスケッチ団体「かこう会」が明日香で1泊のスケッチ会だそうなので、リーダーのnoririさん、nunoさんにお目にかかるのを目的に、押しかけで参加させてもらった。現地に着いて電話すると、宿泊した「祝戸荘」の前で描いておられるとのこと。このページにあるように祝戸の絵は他の場所から祝戸を眺めたものばかりで、祝戸荘への坂道からの眺めは初めて。とても新鮮に感じ、皆さんの間に割り込ませてもらった。目の前には阪田から細川にかけての棚田が広がり、すでに十分に色づいている。畦には彼岸花もちらほら。もうしばらくするとカメラマンがどっと押しかけるはずである。  
 
 
阪田から祝戸・秋(明日香村)     2015.10.03    36×51p
上(かむら)から坂を下り、阪田へ移動、春に若葉をテーマに描いた場所へ行った。下の絵とまたく同じアングルだが、湾曲した棚田が黄金色の田んぼを描くには最適だろうと思った。スケッチしているとマップを片手にやってきた若者が「きれいな棚田が広がるとあるのはここですか」と聞く。「きれいと感じるがどうかは個人差があるが、坂を下りて左へ行った稲淵の棚田の方が規模が大きいですよ」とアドバイスしておいた。

阪田から祝戸・春(明日香村)       2015.04.16      36×51p
自宅を出たとたん、山の緑が急にきれいなっているのに気が付いたため、この日のテーマは山の新緑と決めた。明日香で一番新緑がきれい(紅葉がきれい)な場所は祝戸の西側の山なので、それを主役にまず1枚描くことにした。日向でも暑くなく、とても爽快なので、祝戸、島庄、岡、橘、川原などの集落の建物をかなり正確に描き込んだ。描いているうちに、このポイントはひまつぶしさんのお気に入りで、何回も描いておられることに気が付いた。

晩秋の祝戸@(明日香村)      2012.12.03        36×51cm
名残の紅葉を描きに明日香へ出かけた。あちこちでポイントを探したが「全山紅葉」と言えるのは祝戸集落の西側にある山しかなかった。さらに魅力的な家並みと組み合わせたいと思い、向かい側の阪田集落の棚田を上り下りした。落差のある土手をよじ登り「ここで描こう」と決めたころには、すでに日差しが傾き始めていた。場所選定に、ずいぶん時間と体力を使った1枚である。下のAを描いたのと同じ場所から。

晩秋の祝戸A(明日香村)      2012.12.03        F6
阪田集落の高台から上の絵を描いたあと、駐車してある車のところへ戻る途中、祝戸集落に近い棚田の土手に上がってみた。複雑な家並みが間近に見られるので、最初からここで描けばよかったなと思い、もう1枚描くことにした。

晩秋の祝戸B(明日香村)      2012.12.03        F6
上の絵を描いた後、もう少し視野を広げて祝戸の家並みを多く取り入れた方がよかったかなと思い、同じ場所からさらに1枚描いた。幸い日当たりの良い田んぼの畔に座っているため、寒さも感じず気分はよかった。

上居から祝戸A(明日香村)11.10.06     36×51cm
この日は石舞台古墳から上居へ上る道で2枚連続して描いた。1枚目は阪田の棚田、2枚目は祝戸集落の向こうに稲淵の棚田が見える風景を選んだ。まったく同じ場所で椅子を60度ほど回転させただけ。1枚目は4B鉛筆で描いたが、気分を変えるため2枚目は6B鉛筆を選んでみた。

上居から祝戸@(明日香村)09.11.23    36×51cm
3連休最終日に紅葉を求めて明日香へ行った。石舞台古墳から柿畑の中の細い道を登ったところに上居(じょうご)という集落があり、そこから見渡す風景には定評がある。右手の家並みが祝戸で、左手から正面にかけて、阪田、稲淵の棚田が広がっている。残念ながら紅葉の進み具合が今一つだったので、手前の柿紅葉を絵に取り込んだ。晩秋の日差しを体全体で受け止め、とても気持のよいスケッチだった。

祝戸A(明日香村)07.06.05 36×51cm
田植えの遅い明日香でもようやく田んぼに水が張られたと聞き、石舞台古墳近くの棚田へ出かけた。下の絵を描いた都塚古墳の上から描こうかと思ったが、日差しが強くて「老人の干物」が出来上がりそう。見渡すと少し上にこんもりと茂った木立があるので、その木の下に陣取った。涼しい風に吹かれながら描いていて、ふと見上げると頭の上に桑の木があるではないか。子供のころ口にした桑の実が熟れている。絵の出来は不満足だったが、50何年ぶりかに懐かしい桑の実を味わえたから、まあいいかとの思いだった。

祝戸@(明日香村)06.12.01 36×51cm
12月になったが暖かそうなので紅葉真っ盛りの明日香へ。阪田集落の入り口に「都塚古墳」という円墳があって、その上に登ると、祝戸集落の家並みの向こうに有名な稲渕の棚田がひろがっており、魅力的なスケッチポイントである。もっとも、どなたか存じ上げないが、足の下で眠っておられる偉い方には少し申し訳ない気分がする。ここで写真を撮ったりスケッチする人が増えたら、そのうちに立ち入り禁止になるかもしれない。

祝戸展望台から(明日香村)06.10.04 36×51cm
石舞台のところから登る祝戸展望台への道は案外険しかった。重いスケッチ道具をを持って登ったらすっかり汗をかいてしまった。しかし目の前にはみごとな黄金色の田んぼが広がっていた。ちょうど絵の真ん中あたりに飛鳥板蓋宮(いたぶきのみや)があったとされる。7世紀にはここが日本の首都だったわけである。左手前の集落は橘寺のある橘地区。

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