奈良県

阪田(明日香村)

明日香の石舞台古墳近くに「阪田」という棚田の美しい集落がある。山の上にある「上居」(じょうご)から眺める棚田がベストポイントだと思うが、集落内にもスケッチしたくなる場所も多い。

阪田・2015春(明日香村)       2015.04.16      F6
阪田まで上って、祝戸方面の春景色を描いたあと、久しぶりに阪田の集落の中へ入ってみた。立体的でちょっと面白い構図かなと思って描き始めたが、けっこう難しかった。

阪田・2014年夏(明日香村)2014.08.06     F6
石舞台古墳の少し先、談山神社方面と稲淵方面に分かれる三叉路に車数台が止められる駐車スペースがある。頭の上には大きな木が茂り、いつでも日影間違いなし。しかもその場所から棚田の美しい阪田集落が遠望できる。止めた車のすぐそばに椅子を出し、蚊取り線香に火をつけるなど、準備万端でスケッチを始めた。
↑のスケッチをしている時、正面に見える都塚古墳が丸裸にされ、周囲で多くの人影が動いているのが見えた。何だろうなと思いながら、そのままスケッチを終えた。後日、ニュースでこの古墳を発掘調査した結果、ピラミッド型の石積み方墳であることが分かったと聞いた。蘇我馬子の父の稲目の墓とする説もあるそうだが、たまたまその発掘現場に居合わせたわけである。








阪田の棚田(明日香村)11.10.06     36×51cm
今なら明日香の棚田も黄金色できれいに違いないと思って出かけたが、ポイントを絞りきれないまま、時間だけが経過、結局、一番定番の阪田集落を見渡す高台に落ち着いた。どこかの教室の人がずらりと並んでスケッチしているので、少し離れたところに椅子を置いた。

阪田E(明日香村)10.04.03      F6
宿泊地の近くでスケッチするというのは贅沢な気分である。今夜の宿はすぐそこなので、午後4時ごろになっていたがもう1枚描こうかということになった。坂道で振り返ると、白壁の土蔵が興味深い。しかし、坂道を主役にしたアングルにしてみた。

阪田D(明日香村)10.04.03    36×51cm
悠彩会スケッチ会での2枚目に阪田を選んだ。昼食は宿泊予定の「祝戸荘」でとったが、例により、ビールを飲みながらワイワイやっているうちに時間が過ぎる。「今夜は明日香泊まりなので夕方までゆっくり描ける」と思ったが、車の運転ができず、遠くへは行けないので、宿から谷を挟んで向かい側にある阪田へ。風が冷たいので、陽だまりを選び、逆光気味の風景を描いた。集落の上にも桜が咲いていたので、絵の左上に申し訳程度に描き込んでおいた。

阪田C(奈良県明日香村)09.11.23    F6
阪田の集落へ初めて足を踏み入れてみた。集落内は起伏が多く、面白い構図も得られる。あるお宅のガレージ前に椅子を置かせてもらってスケッチしていると、その家の奥さんが「自家用なので消毒していません」と言いながらミカン差し入れてくれた。見かけはよくなかったが、とても甘いミカンだった。

阪田A(明日香村)09.04.30   36×51cm
NHKテレビの「生活ほっとモーニング」という番組に安野光雅画伯が登場、明日香でのスケッチ姿が放映されていた。同じことなら安野画伯と同じ構図で描いてみるかと、石舞台古墳のすぐ上の草むらから、阪田集落に挑んだ。棚田とその周辺の新緑がいかにも美しい。安野画伯は「手前の家にはちょっとのいてもらって」と言われていたが、私はつい描き込んでしまった。やはり大先生の言葉は大切にすべきだったかなと、あとで反省。安野画伯の完成作品はテレビでは紹介されなかった。見たいような見たくないような・・・。

阪田B(明日香村)09.04.30   36×51cm
阪田の村には2本の道が通じている。道を登っていくと家並みの姿がいろいろ変化する。向かって右側の道を登っていって、正面にお寺が見える場所を選んだ。この村の絵をもう何枚も描いているひまつぶしさんが少し前に描かれたポイントである。バックの新緑が印象的だった。

阪田@(明日香村)06.10.10 36×51cm
棚田の風景は田植えの時期か稲刈り前がやはり一番魅力的である。稲刈り時期が遅い明日香でも黄金色の田んぼが描けるラストチャンスと思い、出かけてみた。まさにラストチャンスで、スケッチしている間にもかなりの田んぼが裸になった。天気も最高で、とても気分のよいスケッチだった。

明日香村祝戸へ
「近畿の旅3」(奈良、滋賀)の目次へ