奈良県

大和上市(吉野町上市)

吉野町役場がある大和上市は、旧伊勢街道沿いの狭い土地に、立体的な町並みが続いている。前には吉野川のゆったりとした流れがあり、後ろには山が迫っているから、町は細く長くしかも山へ向かって立体的にならざるを得なかったようだ。頭の上みたいなところを吉野へ行く電車が通り抜けていく。

大和上市10−@(吉野町)10.02.22     36×51cm
6年ぶりに大和上市へ行った。吉野川河川敷に車を止めて見覚えのある町なかに入っていくと、8年前にこの町で最初に描いた場所(下の@の絵)へでた。やはりこうした町並みが一番の好みで、もう一度描きたくなった。

大和上市10−A(吉野町)10.02.22     F6 
スケッチポイントを探しながらメーンストリートの旧伊勢街道を歩くと、ここも以前描いたことがある場所(下のAの絵)に出会った。斜面を登る石段とそれに沿った立体的な家並みが面白い。いろいろな小物も魅力的で無視できず、2度目のスケッチをすることにした。入口には「新四国八十八箇所・大師山寺」とあるが、前回も今回もスケッチしただけでお参りはパス。

大和上市10−B(吉野町)10.02.22   F6
大和上市では吉野川沿いに国道が走り、その山側に旧伊勢街道、さらに途中から分かれた細い道が一番山の上にある。いかにも急斜面にできた家並みらしいところが面白いので3枚目は一番山手の道で描いた。玄関先を借りていたお宅の奥さんが単車で帰ってきて「ここに止めてもいいですか」と言われる。邪魔をしているのは私の方なので「どうぞどうぞ」と応え、ついでに絵に描き込んでおいた。

大和上市10−C(吉野町)10.02.22     36×51cm
大和上市の中心部に変則5差路があり、ちょっとした広場になっている。この広場に面して上市郵便局や小さな神社があり、社の前にはいつも誰かが車を止めている。旧伊勢街道沿いのこの広場は昔はお伊勢参りの旅人も一服したに違いない。広場でスケッチしていると小学生の一団をはじめいろんな人が絵を覗きにきた。

大和上市C(吉野町)04・05・24 36×51cm
2年ぶりに大和上市に行った。改めて町並みを歩いてみたが、吉野川の流れが描きたくなった。対岸の木材工場との組み合わせが面白い。とても暑く、早くも川に入って泳ぐ人もいた。

大和上市B(吉野町)02・07・20 F8
またまた大和上市へ。伊勢街道を町外れまで歩いて、また引っ返したりした結果、このポイントを選んだ。まだまだ描き残した場所があるような気がしている。

大和上市@(吉野町)02・05・26 F8
大和上市は吉野杉の集散地。その中心部にある「森林王」と呼ばれているお宅の本家。さすがに材木が贅沢に使ってある。

大和上市A(吉野町)02・05・25〜26 F8
この日はほかの町で1枚描いてからここへやってきた。細長い町を往復して「ここだ」と決めて描き始めたが、残念ながら線描を終わったところで日没。翌朝、出直して着彩した。今度は時間がたっぷりありすぎて、多少、手を入れすぎた。どの辺りで止めるかが難しいところである。

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