大阪府

枚方あちらこちら(枚方市)

京都と大阪の中間にある枚方市は工場街や住宅街が広がる典型的な衛星都市である。所々にはまだ田んぼも残り、豊かそうな集落が散在している。そんな集落のあちらこちらで描いた。

御殿山1(枚方市)05.05.02 36×51cm  
「御殿山」という地名はいかにも御殿がたくさんありそうに聞こえるが、残念ながらこの地に御殿(文徳天皇の皇子・惟喬親王の別荘=渚の院)があったのは平安時代のこと。京阪電車・御殿山駅の駅前は極めて庶民的雰囲気である。しかしその駅のすぐそばで、ちょっと古そうな町並みを見つけてスケッチした。

御殿山2(枚方市)
06.07.12  F8   ●



御殿山駅前のたばこ屋さん。店頭いっぱいの自販機が面白い。




杉(大阪府枚方市)04.12.17 アルシュ36×51cm    
国道307号線沿いの杉地区まで第2京阪道が延びてきて、渋滞も激しくなった。周辺には次々に大学が進出、丘の上まで住宅地として開発されている。しかし、スケッチした一画だけはいかにものどかな農村といった風情が残っている。背後の山には最後の紅葉が残り、田んぼではひこばえの稲が再び色づいていた。

出屋敷(枚方市)04・11・24 アルシュ36×51cm    
いつもこの近くを車で通り、いつかは描きたいと思っていた。この細い道は旧東高野街道である。京都府境の洞ヶ峠から大阪府東部を延々と南下、富田林や三日市を経由してやがて高野山へ至る。出屋敷の街道筋はおそらく往時の道幅のままで、最近、自動車通行禁止になった。近くにある田口の枝郷としてできた集落だという。

招提3(枚方市)04・12・23 アルシュ36×51cm
下の絵を描いてからちょうど10年ぶりに招提(しょうだい)へ行った。何しろ寒いので細い路地では描く気がしない。随分歩き回って、狭い道がうねりながら登っている風景が気に入った。しかも描く場所は日当たりが良い。下の絵のお宅もそのまま残っていた。

昼も夜も自動車の列が途切れない枚方バイパス(国道1号線)のすぐそばに招提がある。一歩、地区内に入ると狭い路地を挟んで伝統的な建て方の農家が軒を連ねており、自動車の騒音も聞こえない。




招提1(枚方市)94・10・08

若いころ、この近くに住んでいたから、この地区に古い家並みがあることは知っていたが、このとき初めて集落内に足を踏み入れた。もともと戦国時代に寺内村として起こったという歴史を持つ。













招提2(枚方市)94・10.08

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