うれしいひなまつりの由来

うれしいひなまつり

「うれしいひなまつり」とは、ひな祭りの歌の定番とも言える歌です。うれしいひなまつりは、サトウハチロー作詞・河村光陽作曲の童謡で、特にサトウハチローは童謡の作詞家としても有名ですね。うれしいひなまつりはが作られたのは、1936年(昭和11年)のこと。その歌詞の中に当時のひな祭りの習慣が歌い込まれていますが、その様子が今とあまり変わらないことがうかがえます。うれしいひなまつり、今でもひな祭りになると全国で流れるので、知らない人はあまりいないと思われますが、「うれしいひなまつり」というタイトルのわりに、曲のほうは、何だか暗く寂しい印象がありますね。この曲、日本だけでなく、海外でもよく知られているようですが、この寂しい曲調のせいか、メキシコでは「哀れなみなしごの歌」ということになっているそうです。

うれしいひなまつりの由来

「うれしいひなまつり」は、ひな祭りの様子が歌いこまれた日本の童謡です。うれしいひなまつり、作詞者は有名な詩人であるサトウハチロー。このうれしいひなまつりは、ハチローのひな祭りに対するさまざまな思いから生まれたものです。ハチローがうれしいひなまつりを作詞した当時、実は彼は最初の夫人と離婚し、3人の子ども(うち2人が女の子)を引き取った後でした。実母と別れて寂しい思いをしている子どもたちのために、ハチローはこの詩を書いたということです。また、うれしいひなまつりの歌詞には「お嫁にいらした姉さまに よく似た官女の白い顔」という一節がありますが、これはサトウハチローの、結核で亡くなった姉に対する思いが込められていたようです。うれしいひなまつりでは、「お内裏さまとおひなさま ふたり並んですまし顔」という一節もありますが、この歌詞のために、「お内裏さま=男雛」「おひなさま=女雛」という勘違いが広まってしまうことになりました。