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どんぽのばぶさんこと、おはなしやさん、おもちゃやさん
朗読やさんの、曵田 宏(ひきだひろし)のほーむぺーじで
す。

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最終更新日 2012年7月23日

   youtubeに
 宮沢賢治・作「どんぐりと山猫」をアップしました。
  youtubeに
  『牛飼いシャペルの日曜日』をアップしました。

ブログ「おはなし工房ばぶの山小屋」
  開設いたしました!!


(続々youtubeにアップ中!!)

ばぶさんおもちゃの部屋(工房ばぶのホームページ)




 はじめの二つのものがたりを読んでから
扉を開いてみましょう 

 おはなしの扉 いちばんめ

あいことばは『入れて』
           
                2010年10月
25日(月)

むかしむかし、ある国のかたすみに小さな村があ
りました。
その村はどこにでもあるごくごくふつうの村で、
村にはどこにでもいるごくごくふつうの子供たち
が、   
ごくごくふつうの暮らしをしていました。
さてその村のとなりに大きな森がありました。
その森は魔法の森でした。
その森のまん中には小高い丘があり、
丘のてっぺんには広場がひとつ ありました。
その広場は魔法の広場でした。
その広場のまん中に山小屋が一軒ありました。
その山小屋は魔法の山小屋でした。
その山小屋には小さなドアがありました。
そのドアにはかんばんが掛けてありました。
そのかんばんには魔法の文字でこう書かれていま
した。
「だれでもどうぞ。いつでもどうぞ。
ノックを3回してください。ドアが開きます。」
ドアのおくには小さな部屋がひとつありました。
その小さな部屋は魔法の部屋でした。
部屋の中では魔法の時間が流れていました。
部屋の扉には小さな貼り紙が魔法のピンでとめら
れていました。
その貼り紙には魔法の文字で 
「合言葉は『入れて』です。
『いいよ』と返事が聞こえたら扉を開けてくださ
い。」
と、こう書かれてありました。
さあ扉を開けたらどんな楽しいお話が待っている
でしょう。


「い・れ・て」

        
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おはなしの扉 にばんめ

扉をあけたこどもたち
 
                 2010年10
月25日(月)

森には素敵なこと楽しいことがいっぱいありまし
た。
ある日、村の子供たちはその森に出かけて行きま
した。
すると、森の中には魔法の小道がありました。
小道は子供たちがどんどん歩いて行くとどんどん
道ができました。
なぜってそれは魔法の小道だったからです。
その小道をどんどん行くと小高い丘が見えまし
た。
その丘のてっぺんまで登っていくと広場に出まし
た。
その広場の真ん中に山小屋が一軒見えました。
子供たちは『よーい、ドン』と広場をまっすぐに
突っ切りました。
息がハアハアする前にもう山小屋に到着しまし
た。
なぜってそれは魔法の広場だったからです。
山小屋にはドアがあり看板が揺れて掛かっていま
した。
なぜ看板が揺れていたかというと
子供たちがみんな元気に走って来たからです。
大きな子供も小さな子供もみんな声をそろえて看
板の文字を読めました。
なぜ読めたかというとその文字は魔法の文字だっ
たからです。
「だれでもどうぞ。いつでもどうぞ。
ノックを3回してください。ドアが開きます。」
子供たちはドアをノックしました。
『トントントン』
シャラリラ シャラリロ シャラランラン
と鳴りながらドアが開きました。
子供たちがドアの中に入っていくと小さな部屋が
一つありました。
部屋の扉には小さな貼り紙がありました。
その貼り紙は魔法のピンでとめられていました。
魔法のピンが小さくプルプルっとして言いまし
た。
「あいことばをどうぞ」
子供たちは声をそろえて言いました。
「い・れ・て」
すると部屋の中から
「い・い・よ」
と返事が返ってきました。
子供たちはわくわくしながら扉を開けました。 


「い・れ・て」
    
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