LAPD特殊車両迎撃隊






初の1/43ディオラマ
皆さんは、クルマをテーマにしたディオラマを作ろうという時、または見たいと思う時、どのスケールを選びますか。あるいは期待しますか??

かつて1/43というスケールは、「Oスケール鉄道模型のアクセサリー」として出発し、そのために初期のディンキーや1960年代のコーギーなどでは非常にたくさんのアクセサリーパーツが売られていました。レース関係のフィギュア、サーキットのスタンド、サービスステーション、道路標識などなどです。1960年代には、イマイなどから1/40程度のスケールの高速道路の料金所や、サービスステーションのプラキットなども結構発売されていました。

ところがあたかも日本の鉄道模型ファンが、欧米のモデルレイルローダーと違って、レイアウトづくりよりも高価な金属性車両模型のディテーリングに特化していったように、1/43ミニカーも情景や周辺アクセサリーとともに楽しむという方向を、どんどん失って行ったのです。

本当は1/43というスケールは、クルマ単体のボリュームもありながら、「クルマのある情景」を作ることに適したサイズなのではないかと思うのです。
私も子供の頃、ブロック玩具で建物を作り、コーギー製の(総勢10人に満たない)フィギュアを並べて1/43の情景に思いを馳せた記憶があります。

あの頃は空想することしかできなかった1/43情景を作ってみたい、それが今回のコンセプトです。

第46回モデル・カーズ読者コンテスト・佳作・石ノ森賞!!


株式会社ネコ・パブリッシング・「第46回モデル・カーズ読者コンテスト」に応募。「第35回」に応募の「トミカのまち・1973」に続き、再び「佳作・石の森賞」をいただきました。これでは「石ノ森」さんに足を向けて寝られません。

5月26日発売の2004年7月号に掲載、現在売られている号です。
わざわざ買っていただくには及びませんので、もし既に買われている方はご覧ください。(トシがバレてしまいますね。)
まずは上の画像が雑誌掲載と同じものです。デジカメで撮ったために、なんとなくギタギタが印刷に出てしまっているのが個人的にはショックです。反射原稿でも縮小されれば大丈夫かと思ったのですが。(でもなんか、もとの画像と掲載写真は縦横比が違うなぁ。)

もう1人、このHPをご覧いただいている方が賞を取られました。おめでとうございます。

この号では、5/13〜16日の静岡ホビーショー情報として、例のエブロの新製品である1/43「シルビア」の写真が見れます。またアリイ1/32キットでR32・R33スカイラインと、RX-7(FD3S)の交機パトカーが発売されるそうで、その情報も載っています。
アマノジャクなものばかり作ろうとする私としては、自分の関心が向いているジャンルでの新製品が出る、というのはなかなか久し振りのことです。
トミカのギフトセットで6月下旬発売の『緊急出動24時』もリリース(制服3/覆面1/救急1/消防レスキュー1)。アドバンスピリットのA30タテグロ・パトカーも再広告されてます。何かと大変です。
LAPDの整備工場なんて誰も知らないから。


「ガレージの情景」が基本ですが、今回はコンテスト応募だけでなくて、このホームページ上でのアップももうひとつの重要な目的なので、「警察車両のメンテナンス/チューニング施設」という設定になりました。

「特殊車両迎撃隊」


場所はカリフォルニア州、ロサンゼルス市警察(LAPD)です。
「Special Weapons And Tactics」(SWAT)をもじって、
「Special Vehicles And Interceptions」としました。「特殊車両迎撃隊」というところです。もちろんLAPDにこんなチームは実在しません。英語としても変かも。
「サンタモニカ・メンテナンス・センター」という看板を掲げました。

ところで2003年コリン・ファレル/サミュエル・L・ジャクソンによる映画「S.W.A.T.」はLAPDですが、小隊指揮官の役名は「ホンドー隊長」で、1975〜76年頃にTX(12チャンネル)で放映されていたTVムービー(スティーブ・フォレスト/ロッド・ペリー/ロバート・ユーリッチなどの出演、原題「S.W.A.T.」・邦題「特別狙撃隊SWAT」)のリメイクだということをご存知でしたか??

屋上に出ているのは市警幹部


建物はプラ板などからのスクラッチ。屋根上の意味不明の設備などを含めて、ジャンクパーツを総動員してあります。例えば一度はレンドリースで東部戦線にまで行った後に大破していたタミヤのマチルダの排気管など。設備関係の仕事の方、デタラメな設備ですが勘弁してください。
屋上に出ている人たちは、テストコースを周回中の新しいインターセプターの走りを見守っているところです。

小物はようやく見つけたキットを利用


ガレージ用の小物アクセサリーは、「グレート・ギャラージズ」というコロラド州のブランドのもの。ダッジ・ヴァイパーのミニカーとセットでガレージ・シーンを作れるようになっていたセット中のものです。相当量のジャンクパーツも混ざってますが。

エンジンの入っている、いいポリスカーが無い!!


「1/43で・エンジンも内蔵した・デキのいいポリスカー」というものが見当たらないのに閉口します。
室内でエンジン・メンテナンス中の車両は、古いソリドのカマロ。ダイキャスト製にもかかわらずエンジンフードをドレメルで無理やり切り抜き、他車(テクノのオールズモビル・トロナード)のエンジンを入れてあります。(「経年変化の研究」のページでサビていたクルマで、結局解体されてしまいました。)

LAPDポリスカーは例の「トイカー」


他の2台のLAPDポリスカーは「KINSMART」というブランドの1/43・シボレー・カプリス。ロードチャンプスと似たような作りのプルバック動力入りのトイカーですが、マーキングがキレイな製品です。前車軸を低くし、車内などを再塗装してあります。
「州警察図鑑(2)」のページにも登場しているモデルです。

1/43ポリスバイクは実はトライアンフ


ポリスバイクは、シュコー製の1/43・「トライアンフ」に手を入れたもの。
ターミネーター3のシュワちゃんフィギュアの乗ったラジコン・バイクには、フュエルタンクに大きなLAPDエンブレムが付いているのですが、実車写真を確認する余裕がなく、マーキングなしのままになってしまいました。

プライザーのフィギュアは最高


フィギュアはプライザー製1/43。うち2名はLAPDオフィサーに改造。
プライザー製フィギュアはいいです。ポリスオフィサー以外は無改造です。塗装もはじめからしてある状態のままです。

背景にトリック性を持たせました


背景に写っている建物は、以前にカリアフォルニア州(サンノゼ)で撮って来た写真を使っています。
「トミカのまち」の時はただのブルーバックで撮ったのですが、その後、あれではいかん、と思い至ったのです。雲の画像、建物の画像などA3判大で加工・出力して使いました。現実世界では平面+立体ですが、一緒に画像に撮ると、全部が平面になってしまうので、差が気にならなくなるから不思議です。

裏側はこうなってます。


旗は星条旗、カリフォルニア州旗、ロサンゼルス市旗。LAPDエンブレムは市警のものではなく、ロサンゼルス市のものなのです。(「シティ・シール」と言うようです。勝手にアイコンに使ってます。)
ロス市の機関がカリフォルニア州旗は掲揚しないと思いますが(つまり州政府の機関ではないので)、まぁこれは「にぎやかし」です。

ディオラマの中とは言え、ネット上で星条旗なんか掲げていると、アルカイダに目をつけられるぞ。でも、これだけポリスカーの集結しているところには、わざわざ来ないでしょう。

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