2004年第1回ギイ・フォワシイコンクールにて(優勝)

公演によせて

                  佐藤 康

ATラボと『市民絶叫センター』との幸福な出会いは、2004年に行われたギィ・フォワシィ演劇コンクール(主催ギィ・フォワシィ・シアター)であった。叫ぶことが禁止され、そのための特別な公共施設ができたという、まことに滑稽な状況に暮らす弱い市民の右往左往を描くこの作品は、フォワシィの傑作のひとつだろう。上演は誇張に富んだ人物造形が喜劇ならではの味わいを生んでいたように記憶する。ATラボはこの作品の上演で見事に最優秀賞に輝いた。

以来、ATラボはこの作品を温めて続け、今回の上演に結びつけた。コンクールのときとはちがって今度は内容的にもふくらんだロング・ヴァージョンである。どんな舞台を見せてくれるか楽しみだ。

あわせて不条理な世界を描くフォワシィの筆が冴える短編コントから3つの佳作を上演してくれるのも興味深い趣向である。

笑いのなかから「人間」がぬうっと顔を出す、そんなフランス喜劇の一夜を堪能したい

 

 

 

 

 

調布せんがわ劇場 (京王線せんがわ駅徒歩4分)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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◎出 演

松下杏子   河崎早春   小笠原和子   藤代三千代    荻山幸子   鎌田紗矢香   七瀬美菜   

北川幹雄   植松孝行

 

演出: 佐藤 正文 (A.T.labo 主宰)

芝居の稽古

死亡届

吠え声

市民絶叫センター行き

 

2009年1120日[金]→1122日[日] 全6回公演

 

〜 2・3・3・2 〜

 

<A.T.ラボ 2009年公演>

 

ギィ・フォワシイから

 

◎公演日程

 

作: ギィ・フォワシイ

 

◎上演作品

 

翻訳: 佐藤 康(2008年「第1回小田島雄志翻訳戯曲賞」受賞)

日本では未発表のギィ・フォワシィ作品を、今公演に向けて佐藤康氏が新たに翻訳。