taboo






ぐったりとソファにもたれかかっている私。



「ぅあ・・・」

イッた余韻に浸ってると、くちゅっという音を立てながらローターが引き抜かれた。









頭が、ぼーっとする。



あれだけ焦らされて、あれだけ激しくされたからか、もう、何も考えられない。





息が上がったまま天井を見上げていると、突然下の方から声が聞こえた。
「るか、こっち見ろ。」

甘い、声。
私は仲崎さんの指示通り、視線を落とすと、
「や・・・・・・」
明るい部屋なのに、秘部の直ぐ前に仲崎さんの顔があって。
私は恥ずかしさから咄嗟に、少し顔を背けた。
「ちゃんと見ろ。るか。」
すると、下から伸びてきた手で、強引に顔を戻された。
「動かしたら、さっきのまた、するから。」



相変わらずの、抑揚の無い口調。


それでも、その甘い声に固まり、動けなくなる。




「・・・分かるか?るかのココ、すげぇ綺麗な色。」
「・・・・ゃ、だ・・・・・・」
仲崎さんは秘部を見ながら、指を這わした。
「指1本なんて簡単に、飲み込む。」
そして、ゆっくりと指をナカに侵入させていく。
「ぁ・・・・・・・」
「ココ撫でるのが、イイんだよな?」
仲崎さんは指を半分ほど入れた所で、クイっと曲げ、ナカを撫でた。
私はそんな甘い刺激に、
「やぁ・・・・」
「“や”じゃなくて、“イイ”だろ?ちゃんと、言ってみろ。」
そう言いながらぐりぐりとある一点を撫でる仲崎さん。
私は麻痺した思考回路で逆らえる筈もなく、言われるがままに、従う。
「ぁう・・・あ・・・イイ、です・・・・・」
「よく出来ました。」
「ぁ・・・・・ん・・・・」

満足そうに言うと、仲崎さんはもう片方の手を秘部に添えた。
「あぁ、るかは、こうやって入り口を広げられるのも、いいんだよな。」
仲崎さんの言う通り、もう片方の手の指が差し込まれ、少しだけ広げられる。
くちゅ、という音が余計、いやらしくて―――――



もう、頭がおかしくなりそう。







「俺がこんな近くで見てんのに、こんなに濡らして・・・・」
「ひゃっ・・・・・」
仲崎さんは少し広げたまま、真っ赤になった蕾をすっと撫でた。




そして、見透かすように私を見つめて、








「どうして欲しいか、ちゃんと言ってみろ。」








視線が交わってるだけでも、鼓動が早くなる。
好きな人でも、なんでもないのに。





「――――――――くださ、い。」




それでも、もうプライドとか、仲崎さんとの関係とか、そんなのどうでも良い。




激しい責めでろくに頭も回らなくて、ただ、再び疼くココも私も、仲崎さんを求めてる。













私は、オカシイ。




「仲崎さん、の・・・入れてくださ、い・・・」








命令されてないのに。


言えって脅されてないのに。


お仕置きとかじゃないのに。









でも、そんなの知らない。




「るか――――――」
付けられていた手枷が外され、仲崎さんに抱えられる。
私は抱えられたまま寝室へ行き、すっと降ろされた。
「ん・・・・・」
すぐに仲崎さんが覆いかぶさってきて、チクっとした痛みと共に赤い痕が首元へ残る。
何箇所も付けられ、私は仲崎さんの肩にしがみ付いた。


そして、





「んあぁ!」


待っていた、感触。
ずっと前は嫌で堪らなかったこの感触が、今は、酷く気持ちよく感じる。


そして直ぐに始まる、激しい律動。
「――――――っ!あぁあ!・・・あ!・・・・ん!・・・」
何度も最奥を突き、腰が浮いてしまうくらいの快楽が与えられた。
「るか・・・・・・・っ・・・キツ・・・」






リビングからの明かりだけなので、はっきりと仲崎さんの表情を見れない。

けど、多分だけどその顔は、前見た、あの切なそうな顔だと思う。




「ぁあ!・・・ぅ!・・・・ひゃぁ!」

「もっと、鳴け。もっと―――――その顔、見せろ。」

「んぁあ!」



いつの間にか蕾へ這わされた手による、外側からの刺激。
ダイレクトに頭に響く快感で、よりナカをしめつけてしまう。








「るか・・・・」
「ひゃ!・・・ぁあ!・・・・ん・・・・ぅあ!」






これから、仲崎さんが満足するまで続くであろう秘め事。



それにしては、今日の夜は、長すぎる。


「やぁん!!」






でも、私の頭がオカシイこの時が、この人に、心奪われる時間なのだろうか。
それとも、



「るか―――――」











『――――――ずっと?』